施術例
女性 30代 会社員
来院
2015年12月
症状
右腰椎椎間板ヘルニア
太もも、ふくらはぎの痛みとしびれ
半年前より右脚がしびれるようになってきた。事務仕事で椅子に座ってるだけで太ももが痛く、シビレが強くなってきた。仕事仲間から「ヘルニアと違う?」って言われてので、近くの整形外科に受診、レントゲンだけでなく、MRIを撮ってもらう。右4-5番の椎間板ヘルニアと診断を受ける。シップと痛み止め(リリカ)を処方される。リリカを飲むと痛みも少し楽になるが、めまいのような感覚になるので一日中ツラく何とか良くしたと思っていた。手術をするのも怖いし、痛みとしびれを取りたいということで来院に至った。
施術内容と経過
初回施術
検査
上半身 左回旋
下半身 右回旋
右短下肢
SLR(+)
挙上20°で痛みが発症する
右殿部から大腿後面、下腿外側に痛みとしびれあり
施術
骨盤調整
腰椎4,5番調整
仙骨調整
梨状筋弛緩
短下肢調整
大腰筋弛緩
頚椎調整
2回目施術 3日後
好転反応あり
施術後痛みが増す
3回目施術 3日後
好転反応あり
施術後一時的に痛みしびれが増す
5回目施術 10日後
好転反応が出ないようになった
痛みしびれ症状は変わらず
15回目 2ヶ月後
ペインスケール
10⇒ 7
施術後の効果が少し出てきた
20回目 3ヶ月後
ペインスケール
10⇒ 4
痛み止め薬がなくてもいてられるようになってきた
30回目 5ヶ月後
ペインスケール
10⇒ 2,3
痛みやしびれはあるものの普通の歩き方ができるようになってきた
施術回数はかかっているが薬がなくすごせるようになった
使用した手技 もしくはポイントとなる部位
骨盤調整
腰椎4,5番調整
仙骨調整
梨状筋弛緩
短下肢調整
大腰筋弛緩
頚椎調整
考察
椎間板ヘルニアの施術で施術回数がかかった例である。施術開始当初は本当に変化がなく、好転反応も強いケースだった。患者さん自信が整体でなんとか良くしたいという想いがあったので、施術者と一緒に取り組むことができた。始めの数回で何も変化がなかった場合、施術を離脱する方が多い中、整体で変化が出ることに希望を持って一緒に頑張ってこれたことも、最終的に薬を飲まなくてもいい状態にまでなれた結果を得られた。
施術回数をかけることで少しずつだが、ヘルニアの部分と神経接触部分が引き離されて、痛み、しびれの緩和が得られたことは施術を続けるとヘルニアでも結果の出る整体であると思われる。
今後の対策としては早期に結果が得られる整体を研究し今後に活かしたいと考えている