施術例
20代 女性
来院
2016年2月
症状
右肩甲間部の痛み
腰痛
半年前から肩こり・腰痛を感じていた。
我慢できない程の痛みはなく日常生活は
問題なし
1ヶ月前ぐらいから、肩こりがひどくなってきて
特に右肩の肩甲間部に痛みが出るようになっている。
寝ている時でも痛みによって、目が覚めるほどの強い痛みになりさらに頭痛へ発展
(学生なので)テスト期間中、勉強している時も右肩の肩甲間部の痛み
勉強に集中できないとのこと
腰痛もありサークルでダンス・テニスした後に
痛くなっており買い物などで長時間歩くと痛みが
増強する
もしかすると、背骨が歪んでいるのでは無いかと心配になり来院された
施術内容と経過
初回施術
検査
上半身 左回旋 強
上半身 左側屈 強
下半身 右下肢外旋肢
O脚もあり骨盤の後傾が強い。
O脚で骨盤後傾、猫背になっている
骨盤からの歪みで大腰筋、菱形筋の短縮が
強くなっていると疑う
普段からの姿勢も改善が必要と予測
施術
仙腸関節調整 AKA
神経筋連鎖法
大腰筋、菱形筋の弛緩
頚椎調整
施術後、大腰筋のストレッチを指導して終了。
2回目施術 3日後
寝ている時の肩甲間部の痛みは軽減。
運動後の腰の痛みは変わらず。
施術は初回と同じことを繰り返しする。
5回目施術
右肩甲間部痛み、腰の痛みは軽減。
勉強中、寝ていても痛みを感じなくなった。
再発防止の為に勉強中での姿勢指導
寝方等も指導
8回目施術
痛みはほとんど感じなくなり、頭痛も無くなる
少し肩こりを感じる程度まで改善されました。
12回目施術
勉強も集中して出来るようになり、
ダンス・テニスをしている時の体の動きも良くなった。
『姿勢良く勉強していると痛みは感じないが、
首肩に痛みが出てきた時に、あっ姿勢が悪くなってきている』と
ご自身でも気付けるようになった
『先生に姿勢とか痛みの出る原因を
聞いて知ってから自分でも姿勢に
気を付けて改善していこう』
とおっしゃっていました。
使用した手技 ポイントとなる部位
仙腸関節調整 AKA
神経筋連鎖法
頚椎調整
大腰筋、菱形筋の弛緩
考察
肩甲間部の痛みなので背中、肩の筋肉を弛緩させると
一時的な痛みの改善にはなるが、また元に戻ると
考えた。
勉強中に特に痛くなるという事だったので
姿勢が痛みを作っていると疑い、骨盤の
アプローチからしたこと。
仙腸関節の調整、大腰筋の弛緩をすることで
座位での腰椎の弯曲が出来るようになってきた。
再発防止で大腰筋のストレッチ、
座り方姿勢、寝方の指導を行った。
普段からの姿勢を意識して気を
付けてもらった事が痛みを
再発することなく改善させることに
繋がりました。