【施術改善例】 30年前からの腰椎椎間板ヘルニアによる下腿(すね)のだるさの解決は梨状筋だった

施術例

男性 60代 自営業

来院

2016年11月

症状

30年前からの腰椎椎間板ヘルニア

左太もも、ふくらはぎのしびれ 痛み だるさ

問題になっているのは下腿(前頚骨筋部)のだるさ

 

 

仕事で10~30kgのものを担ぎ上げることが多い。腰の痛みは時々強くなることもあるが、仕方がないと思っている。すね(前頚骨筋)部分のしびれとだるさが常に気になる。仕事が終わって家に帰ってくると、拳で叩いて、手で揉んでしまうという。叩いたり揉んだりしていると気持ちいいがその後のだるさが取れない。

施術内容と経過

初回施術

検査

上半身右回旋

下半身左回旋

SLR (―)

FNS (―)

パトリックテスト(―)

 

左下肢外旋(外股)強く出ているために梨状筋が関与していると予想して施術を開始

施術

骨盤矯正

左梨状筋、左双子筋、左大腿方形筋弛緩

左腓骨調整、足関節調整

 

初回施術はこれで終了

5回目施術 2週間後

PS(だるさ感覚)

10⇒ 5

 

「なんとなくだるさが軽減してきたように感じてきた」

と報告を受ける

 

下腿前面(すね・前頚骨筋)を家で触らないように指導

 

叩いたり、揉んだりすると自分で症状を作っているのと同じなので、普段家に帰ってくると下腿前面を叩いたり、揉んだりしているのをしないようにしてもらうことで、施術効果をわかってもらうようにした。

8回目施術 3週間後

PS10⇒ 2

 

下腿のだるさ、痛みはほぼなし

 

少ししびれがあるので、メンテナンスを兼ねて施術していくことを決定

同時に施術した症状

初回時、頭痛(たまにある)

 

 

使用した手技 もしくはポイントとなる部位

 

骨盤矯正

左梨状筋、左双子筋、左大腿方形筋弛緩

左腓骨調整、足関節調整

考察

30年からの腰椎椎間板ヘルニアに対しての施術なので、効果が出るかが不安であったが、施術間隔や施術後の指導をきちんと守ってくれたお陰で症状の変化が現れた。

 

腰椎椎間板ヘルニアといっても痛みを強く出ているわけでもない。この方の場合、痛みはそれほど気にならないが下腿(前頚骨筋部)のだるさに問題でした。なぜなら、ほぼ毎日仕事から帰ってくると拳で叩いたり、手で揉んだりしていた。叩いたり揉んだりしている時は気持ちいい。しかし、その後にもっとだるさを作っているのである。それの繰り返しをずっとしているのである。

 

叩いたり揉んだりすると筋肉組織が軽度の炎症を作ります。だるさを作っている部分は血液が流れにくくなっているので、気持ちよく感じます。しかし、後からはさらにだるく感じることがあるので、繰り返しになってしまうのです。

 

改善したポイントは梨状筋、双子筋、大腿方形筋の弛緩である。これらの筋肉が坐骨神経を圧迫していたので、弛緩させることで坐骨神経の流れが良くなって、下腿のだるさが解消したのである。

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