施術例
40歳 女性
来院
2017年 7月
症状
腰痛
11月頃から家事をしていると腰のダルさを感じるようになっており、中腰の姿勢が辛く家事をするのが段々としんどくなっていました。
座っている時、寝ている時の動き出しが痛く、たまに腰がピリピリすることもあり整形外科で診てもらう。
整形外科では特に異常が見つから無く、治療としてマッサージや注射を打ちましたが腰の状態は良くならず。
ご自身でもウォーキングをしたりストレッチをしたりと色々やってみたけど改善されなくて当院に来院されました。
施術内容と経過
初回施術
検査
上半身 左回旋強
下半身 左下肢外旋肢
骨盤の前傾が強く、腰椎3番4番に圧痛と大腰筋の緊張も強く出ていることから骨盤の歪みが原因だと疑う。
施術
AKA仙腸関節調整
神経筋連鎖法
大腰筋弛緩
施術後、上半身回旋の動きに変化あり。
2回目施術 初回から4日後
家事で中腰になっていたらいつも腰がピリピリしていたのが感じなくなっている。
5回目施術 初回から3週間後
腰 P.S10 ➡ P.S5
腰の痛みは無く重ダルイ感じに変わってきた。
7回目施術 初回から1ヶ月後
長時間座っていると腰がダルくなり、立ちがるのも辛かったが今では痛み無く動き出せるようになったと報告を受ける。
使用した手技 ポイントとなった部位
AKA仙腸関節調整
神経筋連鎖法
大腰筋弛緩
大腰筋を弛緩させることによって骨盤の前傾が少なくなり改善に繋がった。
考察
立ち姿勢、仰向けで寝た姿勢を見た時に反り腰が強く癖づいているのがありました。
特に大腰筋の緊張が強く、軽く押さえるだけでも痛みが出るほどになっている。
仙腸関節の調整と大腰筋の弛緩を繰り返す事によって前傾していた骨盤の位置が変わり、大腰筋の緊張も取れた事が改善へと繋がった。
今回の症例で気づいた事として自分で治そうと思ってストレッチや運動をしていても間違ったやり方をしていては改善しないと言うことです。
ストレッチや運動をすることは良い事ですが、何が原因で痛みを作っているのかを知った上で効果のあるストレッチをするといいですね。