背中痛の症状から原因を見極める

背中痛の症状から原因を探る

背中痛の症状はさまざまな原因によって引き起こされます。

背中痛のほとんどは筋肉疲労によるものですが、命に関わるような重大な内臓疾患の症状の一つとして発生することもあります。

そして、こうした背中痛の原因の違いは症状の違いからある程度判断することができます。

筋肉疲労による背中痛の症状

筋肉疲労による背中痛は筋肉に溜まった疲労によって凝りや痛みが引き起こされているという状態です。筋肉が切れているわけでも、骨が折れているわけでもないので、それほど強烈な激痛というものは発生しません。

筋肉疲労による背中痛では、筋肉痛のような鈍く疼くような痛みに合わせて、筋肉の張り、凝り、怠さ、重さなどの症状が出るのが特徴です。

また、背中の筋肉が硬縮して固くなることもあります。

骨の異常による背中痛の症状

背骨や肋骨などの骨が折れていたり、歪んでいたりすると背中痛の症状が発生することがあります。

こうした骨の異常による背中痛では背中痛の症状に合わせて、異常が発生している骨の周辺に違和感や激痛をともなうのが特徴です。

 

肋骨を骨折している場合、呼吸時に胸と背中に痛みが生じることがあります。

また、背骨を骨折している場合、腰に痛みが出る他、下半身にも痺れや痛みが出ることがあります。

背中痛に加え、体を動かした時などに鋭い痛みを感じるようであれば骨に異常が起きている可能性が高いです。

 

背骨には媚から腰にかけて体をまっすぐに保つ働きがあります。

背骨は全身に影響を与える部位であり、また、全身から影響を受ける部位です。首、腰、足などが歪んでいると重心のバランスを保つために背骨が歪んでしまうことになります。

近年では運動不足や足のサイズに合わない靴の使用などにより、背骨が歪んでしまっている方が多いです。

 

背骨が歪むと筋肉が疲れやすくなり、血行も悪くなり、背骨をはじめとしてその周辺の組織に負担がかかるようになります。

その結果、筋肉や骨や靭帯が衰えたり、神経や血管が圧迫されたりして、背中痛の症状が出てくることがあります。

背中痛があり、また、普段から体調を崩しやすいという方は背骨が歪んでいる可能性が高いです。

内臓疾患による背中痛の症状

人間の体は密接に繋がっており、背中の周辺の筋肉や骨に異常がない場合でも背中痛の症状は発生します。

具体的には、呼吸器系疾患、循環器系疾患、泌尿器系疾患、消化器系疾患、生殖器系疾患など、内臓疾患などでも背中痛が生じることがあります。

背中痛の症状に加え、頭痛、腹痛、嘔吐、下痢などの症状が出ているような場合は内臓疾患が原因となっているかも知れません。

 

また、肋間神経痛や帯状疱疹など、神経系疾患でも背中痛の症状はよく表れます。神経系疾患の背中痛は針で刺すような鋭い痛みが特徴です。

 

 

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