背中の痛みで内科的な病気か不安だったが専門家にみてもらって安心できました。

背中の痛み:内科的な病気か筋肉や骨の問題があなたにも解る。

 

背中の痛みがあると内科的な病気?って不安を募らせる方が多いですね。

 

 

「背中が痛いねんけど・・・

これってこってるから?内臓がわるいの?」

って思った事はないでしょうか?

 

 

首、肩と腰の間にある背中が痛くなると内臓の病気じゃないかと思う方も多くいらっしゃいます。

 

 

端的に内臓病と自己診断しないでくださいね。

 

 

先日、来院されたIさん 54才 女性の方

肩甲骨から背中のあたりにかけて痛みを感じたので、内臓の病気ではないかと不安になった方が来院されました。

当院に来る前に先に内科で受診

レントゲンを撮り、血液検査も受ける。

診断結果は「異常なし

 

背中の痛みに対して内科の先生の答えは

「内臓からくるものではないので、なんで痛いかはわかりませんから薬も出せませんし、様子を見て、もしもっと悪いようだったらきてください」

 

という回答でした。

「内科的に原因は不明・・・

でも、動いた時に背中が痛い。咳やクシャみでさらに痛い。」

 

さらに不安がどんどん膨れ上がってきて

インターネットで調べまくり(検索・・・検索・・・)

【背中の痛み】

【背中 内臓】

【背中 痛み原因】

色々調べて整形外科にいけばいいのか整骨院にいけばいいのか色々迷った挙句・・・

 

 

まずはレントゲンのとれる整形外科に行かれました。

 

 

レントゲンで「骨には異常なし」

痛み止めとシップを処方されて

原因は「筋肉の問題ではないでしょうか」という曖昧な答え。

 

 

「痛かったらまたきてください」との事でした。

 

 

インターネット検索をされて当院へ来院されました。

整体院なんてどうなんだろう?

疑問に思いながら来院・・・

 

当院独自の検査をすると身体のねじれが原因でした。

身体をねじる検査をすると左には捻じれるが右には捻れない。

特に右にねじると突っ張るような痛みが生じ、肋間筋と脊柱起立筋の炎症だと判断し施術を開始。

 

 

結果としては5回の施術で改善しました。

 

 

原因としては肋間筋と脊柱起立筋の問題

姿勢や身体の使い方で上半身を過度に右にひねる事が多くなって発症。

 

 

肋間筋と脊柱起立筋に負担がかかり、痛みが取れなくなってしまったのです。

なぜ、右に捻る事で肋間筋と脊柱起立筋が炎症を起こしたのか?

 

捻る動作には主に腹斜筋が使われます。

腹斜筋によって体幹のひねりをさせます。

その時に補助筋として肋間筋や脊柱起立筋が働くのです。

 

息を吐く時に肋骨の胸郭を小さくするために働く肋間筋

背中を伸ばしたり、立つ姿勢をキープするための脊柱起立筋

 

どちらの筋肉も体幹をねじるという動きには弱いため、過度にしたようなのでこの2つの筋肉にストレスがかかったようです。

 

 

 

今回のケースでは先に内科や整形外科に行っていて、内科的に問題はないと判断はうけていたので、安心して筋肉や骨の問題と認識できたのもあるのです

 

 

もし、あなたの背中が痛くなって筋肉の痛みか?

内臓からきている痛みか判断できる方法をお伝えします。

誰でも解る背中痛の判断方法は

  1. 動かしても痛みがでるのか?
  2. 何もしなくても痛いのか?
  3. 咳やくしゃみで背中に痛みがでるのか?
  4. 動かしもしていない咳などもしてないのに 痛みがでるのか?

筋肉や骨格に問題あり

動かした時やくしゃみをした時に痛みがでる。

身体を動かすことやくしゃみをする時に筋肉を使うからです

内臓の病気を疑う

何もしていないが痛い

この時は内臓の事を疑ってもいいです。

呼吸も止めているけど、痛くなったり痛くなくなったりするというのが条件です。

 

 

 

今回の症例の肩甲骨から背中にかけての内科的な可能性を考えるなら肺と心臓が考えられます。

 

 

もし肺が問題あると考えるなら、おそらく肺ですので呼吸が苦しくなることがあります。

空気のガス交換で肺が大きくなったり小さくなったりします。

 

 

肺に問題がある背中の辺りが大きくなったり、小さくなったりできなくなります。

心臓の場合

病名として出てくる心筋梗塞・狭心症があげられます。

心臓病の場合は背中だけの痛みではなく胸の痛みと左肩への放散痛も考えられるのです。

 

狭心症の場合

5分以内の胸と背中に強い痛みが生じます。

5分以内の治まる事があるのですぐに動けるようになりますが、すぐさま病院か救急車に連絡してください。

 

心筋梗塞の場合

30分未満の強烈な痛みに襲われます。

脂汗が出ることもあり、立っていられないようになります。

30分ぐらいすると緩和することがありますが、絶対に病院に行くようにしてください。

Iさんの場合 、動きの検査で痛い時と痛くない時と 違いがありました。

筋肉や骨の問題が関係している。

と判断されました。

 

だから、施術をすることで痛みが改善したのです。

 

 

とは言え専門的な知識のない方は判断に困るだろうと思います。

なぜなら、動きで痛いだとか痛くないという判断すら自分でわからなくなりますからね。

もう一度

誰でも解る背中痛の判断方法は

① 動かしても痛みがでるのか?

 

② 何もしなくても痛いのか?

 

③ 咳やくしゃみで背中に痛みがでるのか?

 

④ 動かしもしていない咳などもしてないのに痛みがでるのか?

 

筋肉や骨格に問題の時は動かした時やくしゃみをした時に痛みがでます。

 

 

内臓的な時は何もしてなくても痛みは出ます。

 

特に狭心症や心筋梗塞の場合は強烈な痛みに襲われます。

 

 

背中の痛みの95%以上は筋肉や骨格の問題です。

重篤な症状になることはほぼありません。

 

 

当院での背中の痛みに対する施術例

※痛みの状態や部位によって施術方法は変わります。

①背骨の歪みがあるかを確認

 

背骨の歪みがあるかを指先で確認して、筋肉への影響がないかを確認します。

②僧帽筋の張りを検査―調整

 

僧帽筋は後頭骨から胸椎12番目に付着し、大きな三角形の形で肩甲骨、上腕骨等に付着します。

僧帽筋の張りがあるかを検査して、調整で緩めます

③背中の脊柱起立筋等を検査―調整

 

痛みの出ている部分の脊柱起立筋を中心とした筋硬結部分に圧を加えて僧帽筋で圧を抜く方法で筋肉をゆっくりと弛緩させていきます。

筋肉を直接緩めるだけでも圧痛が解消されてきますが、体全体の歪みが影響して背中の痛みを作っていることが多いので、戻りをさせないように次に背骨を調整します。

④脊柱を検査―調整

 

歪みの出ている脊柱をソフトな力でゆっくりと元の位置に戻していくことをします。

⑤肩甲骨の動きを検査―調整

 

腕の動きと背中は常に連動しながら動いていいるために肩甲骨の動きを改善して、肩関節の可動域制限を解消します。

⑥仙腸関節を検査―調整

 

身体の土台である骨盤の仙腸関節の動きを良くします。

⑦内臓を検査―調整

 

内臓の疲労や腹部の張りがある場合は内臓の調整をします。

⑧肋骨を検査―調整

 

胸郭を支えている肋骨の傾きを調整します。

⑨頚椎を検査―調整

 

頭蓋を支えている頚椎を調整して施術終了です。

 

背中の痛みでお困りの際は近くの整骨院や整体などにかかることをおススメします。

 

もし、疑問や質問があればLINE等でご相談ください。

この記事を書いた人

善村 嘉拡  柔道整復師 鍼灸師

施術歴 20年以上

 

からだリカバリーラボ からだリカバリーセンター 代表

http://www.kawachi-seikotsu.com/

http://www.yoshimura-seikotsu.com/

 

趣味は筋トレ いつまでも若々しくいたいと思っている。

 

目標:来院される方にも元気はつらつになってもらうこと

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